NHKの幼児番組(15分)を当園は38年間視聴して感じた事は、
子ども達の創造性や感性と、友達と共同でやり遂げた満足感や喜び、
そして豊かな思いやりの心を育つ事を体験しました。
特に色々ある番組の中、
テレビの「しぜんとあそぼ」「つくってあそぼ」、
ラジオの「お話でてこい」等は、
子ども達が体験出来ない事を教えてくれる。
「しぜんとあそぼ」の番組は、目に見えないものを番組が見せてくれ、
例えば、鳥や魚の産卵や動物の出産の場面、
植物は花の開花やめしべおしべなどの効果等を見せてくれ、
そして命の尊さや大切さ等々と色々な場面で見せてくれる。
「つくってあそぼ」の番組は、
色々の作り方や道具の使い方や利用の仕方、特徴などを教え、
子ども達にヒントを与えてくれ、作った物での遊びの拡がり、
友達と楽しく作る喜び、そして出来上がった満足感や喜びを味わい、
わくわくさんの作り方を模倣して作っているうちに、
自分はわくわくさんと違った物を作ろうという創造性や意欲が芽生え、
アイデアも生まれ、出来上がった物を大切にし、
壊れても壊れても修繕しながら遊びを拡げ、
友達同士の共同制作へと発展して行く。
番組は私達に出来ない物を見せてくれ、子供達は成長して行くのです。
ラジオ番組の「お話でてこい」は、
テレビ視聴とは違って目に見えないため難しいが、
視聴を続けていくうちに聴く力、理解力、創造性や言語が増え、
善悪の違いを自分自身で考える力を育て、
思いやりのある心、豊かな心が養われ、
相手の気持ちがわかる子どもに育ってくると思う。
私達が話をするより、専門の人々の話し方のうまさ、
音楽効果等々それによって子どもの落ち着きや聴く力が養われ、
子ども達にとって素晴らしい環境だと思う。
ただ注意することは、テレビをずっと見せっぱなしではなく、
子どもにとっていい番組を選んで見せる事、
なかにはテレビは家で見ているから
園では見せない方が良いと言う人もいますが、
テレビの見せ方で、担任の自分の保育の計画の中での位置付け、
保育の一環として心を育てる教材の一つとして見せる事が大切であり、
子守的に見せるのは絶対に良くありません。
15分間のテレビですが、子ども達は食い入るように見ていて、
目の輝き、そして担任や友達との共感など、
私達大人が考えつかない物を作ったり、遊びの拡がり等々、
利用の仕方では素晴らしい番組です。
毎回子供たちは番組を待ち焦がれ、
わくわくさんとゴロリくんの掛け合いの言葉等が
わかりやすく楽しみの番組です。
いつまでも、この番組が続きます事をお願いしたいと思います。
熊本市 つぼみ保育園園長 角 堯子
私が角先生と初めてお会いしたのは、
「つくってあそぼ」がスタートしてまだ間もない頃でした。
角先生は、放送開始からずっと見ていて下さいまして、
その時も私の事を大変励まして頂いた事を覚えています。
当時私は、自分で放送を見て
「この、へたくそが!」と思うほどの出来栄えで、
とても他の人から褒められるとは考えてもみませんでした。
そんな時、角先生が、
「いや〜、面白いですよ。頑張って続けてくださいよ」と
言ってくださったのです。
ほんとうに有難い一言でした。
それ以来の角先生とのおつきあいです。
先生、これからも宜しくお願いします。