わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
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登場人物は、ひょっとしたら、「あなた」かもしれません



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2014_04_01


 いや〜、早いもので、もう4月になりました。
 番組が終わってから1年が経ってしまったんですねえ。番組終了後も相変わらずの日々を送っております。全国の方から様々な場所からご依頼をいただき、ショウや工作教室にお伺いしております。本当にうれしい限りです。

 私の場合、移動の多くを新幹線を利用しております。地方の方からご依頼をいただく際に「東京から飛行機ですか、新幹線ですか」と聞かれる場合も多いのですが、「できれば新幹線でお願いします。」と、答えるのが多いですねえ。もちろん、新幹線が通っていない場合や明らかに飛行機の方が早い場合は飛行機ですよ。例えば、広島市内の場合は、迷わず新幹線です。「え?飛行機じゃないの?」と思った方もいるでしょう。いや、新幹線です。だって、時間的に、ほとんど変わりませんよ。東京駅を基準に考えた場合、飛行機は、羽田空港に出発の小1時間前には到着しなくてはなりませんし、飛行時間は約1時間10分。空港で荷物が出てくるのを待って、そこからバスやタクシーで市内まで40〜50分かかります。これらをすべて足すと、約3時間30分になります。新幹線で、東京から広島まで約4時間。ということは、30分しか変わらないわけです。だったら、東京駅から広島までず〜っと寝たままでいける新幹線の方が断然楽だと考えるのです。

 でも、この頃ですが、格安のチケットがいろいろと出ておりまして、飛行機の方が安かったりするんです。新幹線での方が費用が高かったりします。和歌山の場合、飛行機の方が安い場合があります。羽田から関西空港まで、13000円というのまであります。関西空港から和歌山駅までバスで1000円程ですので、羽田空港までの電車賃を足しても15000円程ですが、東京から新幹線で和歌山で行くとすれば、新大阪から特急列車に乗り継ぐため、それらをすべて足すと18000円ぐらいでしょうか、明らかにこっちの方が高い。主催者サイドにしてしてみれば、片道2000円違うと私アシスタントの2名の往復で考えれば、1万円近く高くなってしまうわけです。こちらとしては、ここがとっても心苦しいところなんですが、そこを何とかお願いしまして新幹線にしてもらっております。

 そこまでして何で新幹線なの?と聞かれると困ってしまいますが、新幹線です。答えになってない(笑)。私の経験からの独断かもしれませんが、新幹線の方が便利がいい場合が多いですねえ。例えば、新幹線だと何と言っても飛行機より本数が多いのがありがたい。予定のものに遅れても、次のに乗れば間に合う…これがいい。飛行機はこれができない。次の便まで数時間あくのが当たり前だし、30分間隔で飛んでいるのは、新千歳便と福岡便と那覇便ぐらい。その上、新幹線のように自由席が無い(笑)。次の便に乗れる確率は低いのが実情ですし、いただくチケットは、格安のものなので、便の変更も会社の変更もできないのが普通。その場で私が改めて通常料金で買い替えなくてはならない。実に大変なことになってしまうのです。新幹線の場合、座席の変更はできなくても、とりあえず次の列車に乗ることはできるし、買い替える必要もない、これがありがたい訳です。

 私が新幹線にこだわる理由はまだありまして、とにかく寝れるという点も見逃せないのです。飛行機の方が寝れません、というより、寝れる時間が短い。先ほどの広島の場合でお話ししますと、新幹線なら4時間、ぶっ通しで寝れますが、飛行機の場合は、1時間ちょっとしか寝れない。しかも、機内アナウンスの回数が多いので、そのたびに起きてしまうこともある。私とってはもの凄く貴重な睡眠時間、少しでも多くしたいのが本音です。でも、この理由から新幹線を使う方も多いと聞きました。大阪のタレントさんに多いそうです。

 ところが、この理由から新幹線を使っているのに、乗った車両にバカうるさい客がいると本当に腹が立つ!何が嬉しいのか解りませんが、乗った早々から馬鹿笑いしているおっさんやおばさん、それにアホバカそうな顔をした若い衆の集団。一番性質(たち)が悪いのが、ジジババのツアー集団ですねえ。とにかく、うるさいのが多いです。寝れねえったらありゃしない。JRにお願いがあります。ぜひとも、新幹線に「ビジネス」と「行楽」の車両分けをしてください。この車両は、「ビジネスで利用する人のみ」というようにして欲しいなあ〜。これを思っているのは、決して私だけではないと思いますよ。JRさん、お願いしま〜す。

 とまあ、新幹線についてあれこれお話ししましたが、それだけ愛してる証拠です。それに何と言ってもこれからもいやというほど乗るんですから、いろいろと思ってしまうわけでした。

 






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