わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
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2016_07_01


 これを書いているのは6月ですが、まあ、じめじめとした空気の重たい我が家で書いています。

 梅雨らしい日といえば、当たり前なので仕方ない。しかし!気になるのが、天気予報によれば今年の夏は猛暑だということだ!以前にも書きましたが、私、8月生まれなのに暑いのが苦手なのです。夏に生まれた人は暑さに強いなんて言いますが、私に関しては全く当てはまらないのだ!そんな私でも夏になればそれなりの楽しみもあるんですよ。今回はそんなお話です。

 夏が来たら食べたいものがあります。トウモロコシが食べたい。私の場合、父親譲りのトウモロコシ好きなのです。うちの親父は、とにかくトウモロコシを上手に一粒も残さずに食べましたねえ、親父が食べた後はトウモロコシの芯しか残らず、アリですらスルーしました(笑)。そんな親父のトウモロコシ好きを見て育ったので、私も大好きになり、それなりにきれいに食べます。親父ほどにはきれいに食べれませんがねえ。でも、今はまだちょっと値段が高いのでもう少し待って安くなったところでいっぱい食べる予定なので、それが夏の楽しみになっているんです。私の好きな食べ方は、ゆでて食べるのが大好きです。ゆであがったものにサッと塩を振って、ハフハフ言いながら食べるのがいいなあ。

 次は、スイカだ!これも親父の影響です。親父のスイカ好きも凄かった。丸ごとかぶりついて皮ごとバリバリ食いました…というのは全くのウソです(笑)。4等分に切った大きなスイカを果物ナイフを実に見事に使って自分の食べやすいサイズに切り、うまそうに食べてました。本当に器用に切って、トウモロコシ同様にスイカの皮の白い部分のみを残してきれいに食べたので、カブトムシが見向きもしないで通り過ぎました。ウソです(笑)。私も父親譲りでスイカが大好きなのだ!冷やしたスイカを切って、かぶりつくのが夏のたのしみなんですねえ〜。ところが、我が家の冷蔵庫が小さいので、小さいスイカしか入らないのが難点です。スイカって大きいのをガシガシ食うのが醍醐味じゃないですか。だけど、スイカのために冷蔵庫を買い換えるのもちょっと無理だしなあ、かみさんが怒るだろうしなあ。まあ、今年も小さいサイズで我慢します(笑)。

 そして、この時期しか食べれない冷やし中華を忘れてはいけなせん!これに関しては、かみさんの方がおいしいものを作ってくれます。と言うのは、かみさんが作るとトマトにきゅうりの千切り、錦糸卵もちゃんと載せてくれます。私が作るとただ麺をゆでて、水洗いしたらスープをかけてハイ終わりという、素冷やし中華(?)になります。まあ、男の料理ってこんなもんじゃないですか?え?それじゃあ、冷やし中華に失礼だって?そういうご意見もございましょうが・・・だって、一刻でも早くあの冷えた麺にかぶりつきたいので、野菜を切ったり、卵を焼いたりする時間が待てないのです。でも、かみさんがちゃんと作ってくれるとやっぱりうまいなあ、と思います。

 ところで、この冷やし中華って日本だけのものですよね?中国料理に冷やし中華ってあるんでしょうか?例えば、名前が違って同じような麺料理が存在するのかあ。中華料理では結構日本人が勘違いしているところやなぞの部分が多い。代表格が焼き餃子だろうか。あれは日本だけの食べ方なんですね。中国では餃子といえば水餃子が当たり前なんですよ。中国の料理店で売れ残った水餃子用の餃子を店の賄い料理で焼いて食べたのが焼き餃子の始まりで、この食べ方が日本人に好まれて広まったのだ。私も焼き餃子の方が好きだなあ。何と言っても夏の夕方にひえひえの生ビールに餃子の最強タッグに私はあっという間にノックアウトなんです(笑)。この組み合わせはもちろん日本人が考えたんだろうけど、本当に偉い人がいたもんだ。

 それから、ラーメンにも謎があるんです。ラーメンというのも日本人が考えた料理でしょう。ラーメンにメンマを載せた人も偉いなあ。メンマの名前の由来を知ってますか。メンマは真竹(まだけ)で作ったものを麺(めん)に載せるので、「メンマ」と日本人が名付けたんだそうです。それだけにラーメンにメンマを載せたのは日本人ということなんだなあ。一体誰がいつ始めたんだろう?

 話を元に戻します。夏の楽しみは何と言っても生ビールでしょう!と言っても年中生ビールを飲んでいる私が言ってもな〜んの説得力がございませんが、この時期に飲む生ビールはやっぱり一味もふた味も違うんだなあ、これが。そして、この時期の生ビールと最強タッグを組むのは枝豆だ。暑い夏の日の夕方に生ビールをまずはゴクゴク飲んで、ゆであがった枝豆にサッと塩を振ったところを口に2,3粒ぷちリと入れて、間髪を入れずに生ビールをゴクゴクよやった瞬間にこの最強タッグにノックアウトなのです。しかし!この組み合わせって誰が考えたんだろう?これもどう考えても日本人だよなあ。きっとどこかの奥さんが本格的なつまみを作っている間につなぎとしてサッとゆでた枝豆をビールを飲んでる旦那さんに出したのが日本中に広まったのではないのだろうか。

 それにしても夏の楽しみってこれだけって会う意味寂しいとは思いませんか(笑)。でもうちのかみさんにしてみれば安上がりな亭主で扱うのが楽でしょうねえ(笑)。






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