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わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
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2013_05_01


 これを書いているのは、4月中のことです。この頃NHKのニュースで、毎年恒例の「大型連休」の連呼が始まりました。「大型連休の天気ですが…」とか、「大型連休の渋滞予報は・・」などなど。「大型連休」つまりゴールデンウイークのことですが、NHKでは、ゴールデンウイークは、放送禁止用語なのです!いったいなぜ?ということで、今回は、今まで番組の中で言えなかった「NHK的放送禁止用語」についてのお話です。

 『大型連休』・・・ゴールデンウイークは、映画業界が作った宣伝用語です。「ゴールデンウイークには、映画を見に行きましょう」的に作った用語なので、NHK出は使えません。ですので、「大型連休」なのです。

 『ステイプラー』・・・ホッチキスです。ホッチキスの正式名称です。ホッチキスは、もともとは人名です。アメリカ人のホッチキスさんが、「ホッチキス社」を作り、ステイプラー等を製作、販売して、その社名が定着してしまったのです。
でも、数年前に「ホッチキス」の使用(?)が許されました(笑)。でも、考えてみてください、番組の中で、私とゴロリくんが「ステイプラー」といって「ホッチキス」を想像する5歳児がどこにいるでしょうか!
番組が始まった当初は、ホッチキスと言えませんでしたから、ホッチキスを見せて『これで、パッチンと止めます。』なんて言い方をしていました。これ本当の話です。

 『フェルトペン』・・・簡単に言えば、「マジック」ということ。「マジック」とは、「マジックインキ」の略称、俗称です。『なんにでも書ける魔法のインキ マジックインキ』という宣伝文句で売り出されたので、「マジック」の略称が広まってしまったのです。だから、私たちは、「ペン」もしくは、「油性のフェルトペン」「水性のフェルトペン」と言わなければなりませんでした。

 『セロハンテープ』・・・「セロテープ」は、ニチバンの登録商標です。絶対に使えませんでした。番組の当初は、「セロテープ」と言ってNGを出したこともありました。
 『鍵盤ハーモニカ』・・・ピアニカの正式名称です。ピアニカも商品名です。
 『ボートセイリング』・・・ウインドサーフィンの正式名称です。

とまあ、いろいろとあります。ついつい普通に使っていたのが、商品名だったんですねえ。

 これらにまつわる話として、『歌の歌詞の問題』がありますねえ。
その昔、山口百恵さんが「プレイバッグパートU」をそのまま歌えなかったのです。出だしの部分、『緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ』が引っかかりました。そうです、『ポルシェ』は社名、車名です。紅白歌合戦では、『緑の中を走り抜けてく真っ赤な車』と変えて歌いました。それって、消防車だろう!っとツッコミたくなります。これ、実話ですよ。

 それから、松本伊代さんの「センチメンタルジャーニー」も引っかかりました。『伊予はまだ16だから』が引っかかりました。どういうことかと言いますと、当時、松本伊代さんは本当に16歳でしたので、「これは、本人の宣伝である」となったのです。ですから、NHKの番組で生で歌う時は、『私はまだ16だから』と変えて歌われてました。

 それから、かの有名な南こうせつさんも「かぐや姫」時代に引っかかりました。
あの名曲「神田川」です。『24色のクレパス買って、貴方が描いた私の似顔絵』の「クレパス」がダメなのです。「クレパス」は商品名なのです。「神田川」は、その発売された年に100万枚以上売れた大ヒット曲でしたので、もちろん、その年の紅白歌合戦に出場の候補になりましたが、NHKから「クレパス」を「クレヨン」に変えて歌って欲しいとの話がありました。これを嫌って、かぐや姫は、紅白歌合戦に出場しませんでした。

 このようにNHK的放送禁止用語がありまして、これらを憶えるのも私の最初の仕事(?)でもあったのです。それまで普通に使っていた言葉が結構商品名だったということを知ることもできたわけです。そうなんです、私たちは、知らず知らずのうちに商品の名前を連呼させられていたわけでもあります。こう考えるとちょっと恐ろしい気もします。これからNHKの番組をご覧いただく時、「?」と思う言い方が出たら、これらが理由かもしれません。







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