わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
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登場人物は、ひょっとしたら、「あなた」かもしれません



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2014_09_01


今年の夏もなんだか変な天気が続きましたねえ。台風も大きいのが上陸して、日本列島を縦断したりと大変な被害も出ましたねえ。

気のせいかもしれませんが、「この数年来に無い大雨と風に注意してください」という言葉をテレビで「毎年」聞いているような…(笑)。まあ、それだけ地球の気候がおかしくなってしまったのでしょう。

さて、この変な気候の中でも相変わらずに日本中を右往左往している私ですが、ありがたいことに一度も変更の理由でイベント、工作教室等の中止がありませんでした。ついこの前も台風が直撃、上陸した関西ですべての催し物が予定通りのスケジュールで実施ができました。
私のイベントと言えば、何と言ってもお客さんの主体はお子さんです。それだけに台風が来てるとなれば、安全を第一に考えると催し物の中止が真っ先に検討されがちなのですが、全てが予定通りに実施されたのです。私の運が強いのか、子供たちの「絶対見たい!」という思いが強かったの、どちらでしょうねえ(笑)。

東京を出る時から天気予報で台風の情報はある程度分かっていましたので、大型の折りたたみ式の傘の持参はもちろんですが、衣装や靴に本番で使う色画用紙などの濡れてはまずいものは、全てポリ袋にくるんだり、いざという時用に予備の材料やポリ袋をバックに詰めて出かけました。
しかし!驚くなかれ、一度も傘を開くことなく東京に戻ってきました。台風が直撃した日には、滋賀県にいましたし、終演後は台風がまだ近畿地方にいるという状況下の大阪に移動したのですよ。そんなとんでもない天気の元にもかかわらず、私の自慢の大型の折りたたみ傘は一度も私のバックから出ることも無く、もちろんその実力を発揮することなく終わってしまったのです。

私のバックの実物を見たことのある方はお分かりいただけると思いますが、足を抱える体育座りの体勢なら中学生ぐらいでしたら入れるほどに大型のバックです。それを担いで歩いているので、これができるだけ隠れる大きさの折りたたみ式の傘を持ち歩いていたわけです。それを一度も使わずに台風が直撃したところから帰ってきたというのですから本人も驚きです。良かったのか、重い思いだけして悪かったのか、よくわかりません(笑)。

そういえば、今までにも台風が直撃している九州に全く問題なく入ったこともありました。羽田を夕方に出る福岡便に乗る予定の日、午後に台風が鹿児島に上陸し九州を縦断しているというのです。鹿児島便はもちろん宮崎便、熊本便、大分便などすべてが欠航になっておりました。羽田に着いた私は、欠航の案内ばかりのロビーで茫然としていましたが、よ〜く見ると私の乗る便だけが欠航になっていないのです。そして、多少の遅れはあったものの羽田を飛び立ち、無事に福岡に着いたではありませんか!着陸には相当揺れましたが、無事に着いたのですよ!現地のクライアントの方が「どうしてここにいるんだ?」という顔でホテルで私を出迎えてくれました。そりゃそうですよ、私の便以外が欠航になっているんですから。

それから、ある時は、やはり台風が直撃した名古屋方面のイベントの帰りでもこんなことがありました。イベント自体は無事に終了したのですが、東京に戻るために乗った新幹線が浜松で動かなくなってしまいました。夜の7時頃だったと思います。翌日、どうしても行かねばならない仕事がある私は、嫌がるイベントチームを説得して、浜松で借りて東京で乗り捨てできる形式のレンタカーを使って帰ることにしてもらったのです。レンタカー屋さんが閉まる直前に飛び込んで、ワゴン車を借りて、台風が直撃している中を東京に向って出発!東名高速に乗って行ったのですが、その間中はラジオの交通情報をかけっぱなし。すると、私たちの車が通り過ぎたところから、次々と入口閉鎖、通行止めになっていくではありませんか!私たち以外の車もその情報を聞いているのか、通行止めになってしまってはヤバイ!とばかりにものすごいスピードで大雨の中をぶっ飛ばしていくのです。しかも、大型トラックの多い事と言ったら。大型トラックに前後左右を挟まれたまま130キロ以上で台風の中を高速をぶっ飛ばしたのはあの時だけでした。本当に恐ろしかった!それでも一度も通行止めに合うことも無く東京に戻ったんですから大したもんです(笑)。

かくのごとく、なぜか運よく移動できる私は自分でもすごいと思いますが、皆さん、いかがでしょうか。それだけ、「お前は働け!」と神様が言っているのかなあ?

 






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