わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
お読み頂いたご感想やご意見もお寄せください。
登場人物は、ひょっとしたら、「あなた」かもしれません

この「日々つれづれ」、これまで22年の舞台裏を、
すこしずつご紹介しています ... 今回は、その27回目!
今回は、「あたま」にきて、「熱くなる」 ... にからめて です。いろんな「想い」と「決意」を込めて ....。


今回も画像はありません

2012_04_01


もうすぐ春ですが、今日一日、雪まみれでした。
3月25日札幌は、一日中、小雪が降っていました。先日、宮崎と静岡で桜の開花便りが届いたというのに、ここはまだ冬の真っ只中です。日本は長〜い国なんだなあと、つくづく思う私でした。

札幌は、この冬に二度目です。前回は、雪まつりでのイベントでした。
この冬も日本中を右往左往してましたが、ふと思ったことがあります。
「この冬は、暑かった。」
え〜、どういうことかと言いますと、野外はごく普通に冬の寒さを感じたのですが、室内に入った途端に「うわっ、アチ〜!」と思ったことが、幾度となくありました。家を出て、駅までは普通に寒かったのに、乗った地下鉄のアチ〜イのなんの。横浜で大雪に見舞われたのですが、駅のビルに入った瞬間にアチ〜イのなんの。頭の上から吹き付ける温風は、はっきり言って、湯上りに髪の毛を乾かすドライヤーの温風ぐらいの熱さ、いや、それ以上の熱さでした。その温風を浴びた私は、瞬時に気分が悪くなった、気持ちが悪くなったのです、これホント!電車もヒーターを入れすぎじゃあないですか?シートの下からヒーターの熱が伝わってくるのですが、熱過ぎて長いこと座っているのが苦痛でたまりませんでした。私は、場合によっては、1時間以上も電車に揺られて移動することも多く、この耐え難いヒーター地獄にもだえ苦しむ日々なのです。電車のシートの熱さのために足元に置いてある私のバックがものすごく熱くなって、溶けるんじゃないかと思うことが何度もあります。

ふらりと立ち寄った喫茶店や食堂でも、このアジアジ温風攻撃で撃退されたことが何度もありました。ある喫茶店での話ですが、比較的混んでいたので、「ここはもしかして、おいしいコーヒーの飲ませる隠れた名店か?」と期待に胸を膨らませた私。「でも、席が空いてないなあ〜」と店内を見渡すと、窓際に4人掛けの席が空いてるではありませんか。「おうー、ラッキー!」4人掛けに一人で座ることに若干の抵抗を覚えつつもそこしか空いていない以上、イソイソと着席した瞬間ですよ、私をアジアジ温風攻撃が襲ってきました。「どおりでここだけ席が空いてるわけだよ…」と嘆きつつ、イソイソとアイスコーヒーを飲んで退散です。

これらの出来事をあげればキリがありません。ここで思うのですが、この冬は確か「節電の冬」でしたよねえ?あれって掛け声だけですね、特に東京、首都圏では。一番電気を使う場所の人間が、結局のところ一番何もしていないんじゃないのかなあ?自分が節電したってな〜んの役にも立たないし、やったって結果は変わるわけじゃあないよ、というのが首都圏の人間たちの多くが考えてることなんでしょう。
悲しいですね〜、東京人は。自分が一番大切なのはわかるけど、世の中のことを考えなさすぎるよ。みんな自分のことで忙しいのは、当たり前。でも、人間として考えなければならないことを考えるのを嫌ってるんだよね。
自分が大切、今を大切にするのも結構ですが、もっと世の中をしっかり見据えて、今、何をなすべきかを考えましょうよ。過去の結果としての現在より、未来の要因としての現在をより大切にしようじゃありませんか。なんでも他人ごとにしないでください、自分に置き換えてモノを見れる目と心を持っていきたいとは思いませんか。

話は変わりますが、このところ空港での人間模様に大きな苛立ちを覚えてやまない私なのです。持ち物を検査するあの場所で苛立ちを覚えます。私は、極めてヘビースモーカーでして、ライターは、身体の一部になっております(笑)。機内へのライターの持ち込みは、「お一人様一個」になっていて、この点に関しての係官のうるさいこといったらありません。そのくせ、「機内へは手荷物は一個」になっているのに何個も持ってる人間に注意を言ってるところを見たことがありません。
「機内への手荷物の大きさ」にも制限が2年ほど前に厳しくしたはずなんですが、結構な大きさの荷物でも係官はな〜んも注意もせずに素通しです。これって絶対におかしいですよねえ。たかだか100円ライターに目くじらを立てて文句を言う暇があったら、制限以上の手荷物を持ってく奴らにも同じように文句を言ってくれって言いたい。私一度、この点を空港の係官に問い詰めたことがありますが、私の目を見ずにただ「すみません、規則なんです。」というばかりでした。規則だったら、余計にあいつらを取り締まれって!
そしてもう一つ。私のスタッフが「機内持ち込み制限」に引っかかって文句を言われたのが、小さいピンセットです。係官の方に聞きたいのですが、ピンセットでどうやってハイジャックができるんですか?キャビンアテンドさんを後ろから羽交い絞めにして、鼻の穴にピンセットを突っ込んで、「言うこと聞け!さもないと、鼻血まみれにするぞ!」とでもやるとお考えになっておいでなのでしょうか。私には、理解できません。

どうもこの頃、怒ってばかりですが、どうしても気になってしょうがないのです。自分のことばかり考えてる人間、マニュアルでしか考えられない人間、いや、「マニュアルですから」ということで、自分で判断することから逃げてる人間が多くて嫌になってるのが、今の私です。





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